こんにちは
私たちの病院では最近食生活の話をよくしています
60代以上であまり治療をしてない患者さんもいれば20代で虫歯の治療をすごくしている患者さんもいます
以前は私たちもブラッシング指導を主にしてたのですが、この違いはブラッシングだけでは説明できないと思ったのと個人的な大きな出来事がきっかけです
それから患者さんにどんな生活をしているか聞いてみるとよくわかってきましたこれはずいぶん前に出版された 食生活と身体の退化 と言う本ですがここにヒントがあります
ニュージーランドのマオリ族はかって1000本に1本の割合でしか虫歯がなく世界で1番骨と歯が強い民族と言われていたらしいです。
そこに白人が入植して起こった事はこのように口の疾患が増加しました。もともとマオリ族は魚介類や芋など主食としていたらしいのですが、そこに白人のいわゆる近代文明と言われるものが入ってきて口の疾患が急に増加しました。
患者さんをみていてよくわかったことは
砂糖
炭酸
酒
タバコ
の摂取量が多い人ほど虫歯や歯周病などの口の疾患が多いです。炭酸は無糖の炭酸やシュガーフリーの炭酸でもダメです。
よく観察して思うのが、この生活習慣は良い習慣も悪い習慣も祖父や祖母から両親へ、またその子供に受け継がれる傾向にあります。
私は酒はあまりもともと飲めずタバコを昔吸っていた時期はあるのですがもうやめて10年以上経つのですが今は吸いたいとは全く思いません。
ただお菓子などの砂糖は仕事の後などにリラックスして食べるの好きだったのですが、今はやめてます。
自分でも大きなきっかけがなければ止められなかったのですが止めると、味覚がすごく鋭敏になり2週間位でお菓子を食べたいとは思わなくなりました。
歯磨きもすごく大事なのですが、食生活もすごく大事なのだと患者さんにはよく最近話してます。
院長