滅菌対策

滅菌対策

歯科外来環境体制

当院では院内感染を防ぎ、患者様に安心して治療を受けていただくために滅菌対策を施しております。

歯科医院では患者様のお口の治療を行うため、血液やだ液などから、感染する可能性が非常に高くなっています。
ヤシロ歯科クリニックでは、歯を削る器具も含めて使用する器具はすべて滅菌し、使い捨てで対応できるものはなるべく使い捨てで対応しております。
歯を削るドリルはもちろん患者様ごとに交換し、スリーウエイという水と空気がでる装置は使い捨てにしております。
もちろん、患者様の頭にあたる枕カバーも使い捨てにしており、治療中は顔に水がかからないように患者様ごとに使い捨てのシートをおかけします。
また院内が粉塵や細菌で空気が汚れないようにするため、移動式の口腔外バキュームを使用しております。

基本セットも使い捨てにしています

基本セット

患者様への感染予防のために、ピンセットやミラーといった基本セットにつきましても可能な限りディスポーザブル(使い捨て)の器具を使用しております。

リーマー

根管治療のときに使用するリーマーも、患者さまごとに使い捨てです。

フェイスカバー

治療中は、水が顔にかからないように患者様ごとに使い捨てのシートをおかけします。

ニトリルグローブ

患者様にも施術者にも、ラテックスアレルギーの心配のないパウダーフリーのニトリルグローブを患者様ごとに交換して使用しています。

安全で安心できる環境整備の施設基準(歯科外来環境体制)

歯科外来環境体制

当院では2015年9月に、厚生労働省が定めた安全で安心できる環境整備の施設基準(歯科外来環境体制)の歯科医院に認定されました。
歯科外来環境体制とは、歯科治療においてAIDSなどの感染症対策及び歯科医院などで万が一心筋梗塞などの偶発症が起こったときに、救急蘇生の装置・器具を設置及びそのための訓練の実施をし、さらに緊急の際にほかの医科医療機関と連携を取っている歯科医院に認定されるものです。

また、当院は院内感染防止対策促進協議会に所属しております。
山口県ではヤシロ歯科クリニックだけが掲載されております。
今後もより安全・安心な医療を提供して参りますのでよろしくお願いいたします。

洗浄と滅菌の違い

洗浄や消毒、滅菌はそれぞれなにが違うかご存知でしょうか。
洗浄とは体液や汚れを取り除くことです。
病原体を減らすことはできません。

一方、消毒と滅菌は病原体に作用します。
その違いは、どれだけ病原体を取り除くことができるかです。

消毒は病原体を減らしたり、感染性をなくします。
しかし、滅菌は全ての微生物を殺してしまい、無菌状態にします。

当院では、器具を患者様に使用するからこそ、洗浄や消毒にとどめず、しっかり滅菌まで行っております。
安心してご来院ください。

クラスS、クラスBの滅菌器を使用しています

クラスB滅菌器

当院では、使い終わったハンドピースなどの器具を洗浄後にクラスS、クラスBの滅菌器で完全にウィルスや細菌を殺菌してます。
クラスN(中が空洞でなければ大丈夫)→クラスS(タービンといってむし歯を削る機械など中が空洞でもできるが限定される)→クラスB(包装されたものなどすべてのものができる)の順で滅菌できるレベルが高くなり、当院ではすべてのクラスの滅菌器が揃ってます。
洗浄機や滅菌器をきちんとすることによって患者様への感染はもちろん、患者様と医療従事者の交差感染を防ぐことができます。