ヤシロ歯科クリニック

診療案内 MEDICAL

一般歯科

虫歯とは

ミュータンス菌などの虫歯病原菌が口の中の糖を利用して「酸」を作り、その酸によって歯の表面が溶かされる病気です。虫歯は自然治癒で元の歯の状態に戻ることはありません。そのため、虫歯病原菌に侵された部分を取り除いたり、溶けた部分を詰めたり、被せ物をしたりして治療します。
麻酔の注射の前に表面麻酔を塗布して麻酔液をゆっくりと注入したり、細い麻酔針を使用するなど、なるべく痛みの少ない治療を心がけています。
虫歯の段階(C1~C4)により治療法が異なります。

虫歯治療について

歯科での治療が苦手と感じる大きな理由の1つ、歯を削る嫌な音が少ない「5倍速コントラ」をご存知でしょうか。 当院では、治療中の不快な音の少ない5倍速コントラを使用しています。

通常のタービン

5倍速コントラ

C1:エナメル質内の虫歯

歯の表面のエナメル質が溶け始めた段階の虫歯です。
痛みがなく、ついつい放っておきがちです。
虫歯の部分だけを削除して、合成樹脂(レジン)を充填します。

C2:象牙質に達した虫歯

虫歯がエナメル質の内側の象牙質に達したものです。象牙質はエナメル質により軟らかい組織なので、虫歯の進み方が速くなります。

C1と同様に合成樹脂(レジン)を充填するか、範囲が大きい場合は削った後に歯型を取り、金属やセラミックの詰め物(インレー)を作り、欠損部を修復します。

C3:歯髄(神経)に達した虫歯

虫歯が象牙質の内側の歯髄に達したものです。この段階では、歯髄に細菌が進入し激しい痛みを伴うことがあります。
歯髄の炎症が重度な場合は、歯髄組織を除去した後で根管内を消毒し、シーリング材を用いて充填します。
また、歯髄が死んでしまった歯はもろくなりますので、クラウンなどの被せ物をします。
症例によっては、特殊な抗生物質を用いて歯髄を保存する処置を行う場合もあります。

C4:歯質が失われた虫歯

歯冠が溶けてなくなり、根の部分だけが残っている状態です。
C3の場合と同様に治療し被せ物をするか、やむを得ない場合は残った歯根部を抜歯します。
抜歯した部分は傷が治った後に、ブリッジ・部分入れ歯・インプラントなどの方法で補うことになります。

歯の根の治療(根管治療)

歯の神経(歯髄組織)を取ってしまった歯は寿命が短くなります。
理由として

  • 虫歯が進行しても痛みを感じないため、虫歯に気付かない
  • 歯の神経(歯髄組織)は歯に栄養を与えているため、取ってしまうと歯がもろくなり、割れやすくなる
  • 歯の根の先に虫歯菌などが入ってしまうため、歯の根の先でバイ菌が増殖し、腫れたり、骨を溶かすなどして歯を抜く原因になってしまう

などがあります。

ヤシロ歯科クリニックでは患者様の大事な歯を一生涯残したいと思っています。
そのために歯の神経を抜いた歯を後で悪くしないよう、治療の際にバイ菌が入らないようにラバーダムという器具を使用します。

また、歯の根の治療が長くなると患者様がおつらいですし、予後が悪くなる可能性が高くなるため、治療が早く終わるように専用の機械で治療します。

歯髄(歯の神経)保存療法

歯髄の役割

歯の知覚を感じるためだけではなく、歯に血液を供給するためとってしまうと歯の寿命が著しく下がります。

MTAセメント

むし歯治療では、歯髄をなるべく保存するためMTAセメントという特殊なセメントを使用し、保存する治療を行います。

口腔内カメラを使用したわかりやすい説明

ヤシロ歯科クリニックでは、患者様にお口の状況をよりご理解いただくために口腔内カメラで撮影した写真を使用して説明を行います。

口腔内カメラとは

口腔内カメラでお口の中を撮影することにより、手鏡や目視では見えづらい部分を確認することができます。これによって治療箇所を見落とすことを防ぐほか、撮影した写真をもとに病状や治療法についてご説明いたします。

口腔内カメラで撮影した写真

この写真のように部位を鮮明に見ることが可能ですので、患者様自身もご自分のお口の中を確認でき、理解を深めることができます。

歯科用拡大ルーペ

知識や技術があっても、患部を見落としてしまっては意味がありません。そこでヤシロ歯科クリニックの治療では歯科用拡大ルーペを使用し、患部をより正確に捉えます。

歯科用拡大ルーペとは

歯を拡大して見ることのできる虫眼鏡のようなものをいいます。これを使って肉眼では見えない部分を拡大して見ることにより、見落としを少なくし、より精密な治療を患者様にご提供することができます。

口腔内カメラで撮影した写真

この写真のように部位を鮮明に見ることが可能ですので、患者様自身もご自分のお口の中を確認でき、理解を深めることができます。

小児歯科

お早目の予防・治療が重要です

小児歯科では、赤ちゃんが生まれてから永久歯が生え揃うまでの、口腔内の治療や予防を行います。 虫歯や外傷の治療だけでなく、歯磨き指導・食事指導やフッ素塗布も行っています。

乳歯の虫歯でも「そのうち永久歯に生え変わるから」と治療しないでいると、永久歯に悪い影響を及ぼすことがありますので、放置せずに治療を受けるようにしてください。

乳歯の時期は、おやつや甘い飲み物の与え方、歯磨きの方法などに問題があると非常に虫歯になりやすいので、お母様お父様にも虫歯予防に関心を持っていただきたいと考えております。

また、問題の早期発見のため、幼稚園や学校での集団検診だけでなく、半年に一度は歯科医院で健診を受けていただくことをお勧めいたします。

痛くない治療を心がけています

小児歯科ではお子様になるべく痛い思いをさせないことが重要と考えています。 お子様が歯の治療で痛い経験をすると生涯「歯医者嫌い」になってしまい、大人になってからも、歯や口に問題が起きたときに重症化するまで放置するようになってしまうからです。

「歯を削る嫌な音」に配慮しています

お子様が歯の治療を嫌がる大きな理由として、「歯を削る音」が挙げられます。 当院では5倍速コントラを使用し、治療中の不快な音ができるだけ小さくなるよう配慮しています。

通常のタービン

5倍速コントラ

お母様と一緒に安心して治療できます

当院では、お子様ひとりひとりに合わせて治療をしております。
もちろん、お母様の同室も可能です。
ご安心してご来院ください。

虫歯の予防処置

当院では以下の予防処置も行っています。

フッ素の塗布

フッ素には歯の質を強くしたり、虫歯菌の働きを抑える効果があります。フッ素を定期的に歯の表面に塗布することで、虫歯になりにくい歯を育てていきます。

当院ではそれぞれのお子様に合ったご自宅でできるフッ素ケアをご紹介しております。

チェックアップジェル

いつもの歯磨きをした後に使用するフッ素ケア用品です。夜、寝る前に歯磨きの仕上げとしてお使いください。

ミラノール

ミラノールはフッ素入りの洗口液で、就寝前に30秒間うがいをすることで隅々までフッ素を行き渡らせることのできるケア用品です。

レノビーゴ

うがいのできないお子様でもお使いいただける、歯ブラシに吹きかけて使用するフッ素ケア用品です。

虫歯の予防処置

奥歯の溝は生えてきた直後が一番虫歯になりやすい時期なのです!!
生えたばかりの歯の表面は、虫歯菌を作り出す酸にとても弱いのです。
この状態は歯磨きもしにくいため非常に虫歯になりやすいです。
そうならないように、奥歯が生えたらすぐにセメント系シーラントをしていきます。
日常生活で少しずつ取れていきますが、歯が完全に生えてくるまで繰り返しつけていきます。
また診療台(イス)に上がれない子も、上手になるまでは膝の上でつけることもできます。

そして完全に生えたら(上手にイスに上がれるようになったら)レジン系シーラントをしていきます。
こちらは一度つければ取れることはほとんどありません。

スタッフおすすめ、歯磨き粉紹介

当医院のスタッフが歯磨き粉のご紹介を手作りで作り、そちらを患者様に差し上げております。
クリックすると拡大しますので、ぜひご覧ください。

当院は小児の矯正治療も行っております

詳しくはこちら ▶

口腔外科

口腔外科(こうくうげか)とは?

虫歯や歯周病の治療を除く、口内やその周囲の疾患を対象とする外科処置を行う診療科です。顎関節症、親知らずの抜歯(埋伏などの難しいケースの抜歯も含む)、抜歯した親知らずを利用した歯牙移植などを行っています。

顎関節症

顎関節症(がくかんせつしょう)とは?

顎の関節周りの何らかの原因で、顎が鳴ったり、痛みや口が開かないなどの機能低下が起きることをいいます。肩こり・頭痛・難聴・めまい・食欲不振などの症状が出てくる場合もあり、生活に支障をきたします。
生活習慣病的な部分が大きいため、歯ぎしりや偏咀嚼などの悪習癖や取り除く、患者様自身が行うセルフケアが治療の中心となります。その他には薬物療法、原因となる噛み合わせの矯正、関節腔内を洗浄、内視鏡下での外科的手術などの方法によって治療を行うこともあります。

親知らずの抜歯

親知らずとは?

一般的に17~30歳頃に生えてくる前歯から数えて8番目の歯のことをいいます。永久歯の中で一番最後に生えてくるためスペースがなく、横や斜めに傾いたり、骨の中に埋まったまま生えてこない場合があります。
このような親知らずは腫れたり隣の歯まで虫歯になることが多く、トラブルの原因になりがちですので、抜歯した方が良いでしょう。

インプラント・再生医療

インプラント治療とは

インプラント治療とは、歯が失われてしまった部分に人工の歯を埋入する治療のことです。人工の歯根を顎の骨の中に埋め込み、その上に人工の歯を固定します。
入れ歯やブリッジと異なり隣の歯を削って負担をかけることもありませんし、自分の歯と同じような感覚で強い力で違和感なく噛むことができるようになります。
また、下顎の総入れ歯が不安定で動いてしまう方や、上顎の総入れ歯で口蓋が無いものを使用される場合などには、インプラントによって入れ歯を固定する方法も有効です。

インプラント治療にあたって

インプラント手術は完全滅菌で行うため、外科手術用の器具のもと行います。

インプラント治療の流れ

1.事前検査

インプラント治療を始める前には、慎重な事前検査が必要になります。レントゲン撮影・CTスキャン・口腔内模型検査などによる十分な検査を行い、綿密な治療計画を立てます。患者様の同意を得てから手術の日程を決めます。

2.インプラント埋入

お口の中が清潔で炎症のない状態であることが確認したうえで、治療を開始します。
局部麻酔を行った後、顎の骨にインプラントを埋め込みます。このインプラントが新しい歯の土台となります。手術後は、インプラントと骨が結合するまで待ちます。様々な条件によって期間が異なりますが、2ヶ月~半年が目安となります。

3.アバットメントを連結

インプラントが顎の骨と結合したら、インプラントの上にアバットメントを連結して人工の歯(上部構造)を装着する準備をします。

4.インプラントのヘッドに人工の歯(上部構造)を装着

インプラントのヘッドに人工の歯(上部構造)を装着します。これでインプラントを装着する治療が終わります。

5.メインテナンス(検診)

インプラントを装着した後、インプラントを長持ちさせるため、メインテナンス(検診)に定期的に通っていただく必要があります。インプラントのネジの締まり具合を点検したり、噛み合わせの調整も必要になります。また、インプラントは虫歯にはなりませんが、メインテナンスを十分に行わないと歯周病にかかることがあります。

症例

術前インプラント治療前
埋入
歯肉移植時
治療後

右上の前歯を歯の根の病気で残念ながら抜かないといけなくなり、骨を増やして、歯肉を移植して、インプラントとセラミックで治療しました。
どれがインプラントか見分けがつかないくらいきれいになり大変喜んでいただきました。

再生医療

歯周病は歯周組織を溶かしてしまいます。
この溶けてしまった組織を再生させる治療法を歯周組織再生医療といい、当院ではエムドゲイン®ゲルによる治療をご提供しています。
エムドゲイン®ゲルは歯周組織を再生させる材料でタンパク質の一種です。患部に塗布すると歯根表面に2~4週間とどまり歯周組織再生環境を整えます。

インプラントメーカー

当院では日本製で信頼性があるトップメーカーのGC社のインプラントを使用しています。

インプラント治療に関する書籍

インプラント治療について院長が執筆した書籍です。

こちらからご覧いただけます(PDF)

当院では最新のCTを導入しています

当クリニックは最新のCTパノラマセファロ複合機を設置しています。
低線量で低被曝なので、患者様の体の負担も少なく、安心して正しい治療ができます。

入れ歯用のインプラント治療も対応
サイナスリフトなど、レベルの高い治療も可能

予防歯科

予防歯科では虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、それらの病気を予防するための治療を行います。病気になってから治療をしたとしても、失ってしまった歯や歯ぐきは元には戻りません。
だからこそ、しっかり予防していくことが大切なのです。

PMTC

イPMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で、訳すと「専門家による機械を使った歯の清掃」という意味になります。
様々な専用機器を使用して、虫歯や歯周病の最大の原因である「バイオフィルム(歯の表面についた細菌のかたまり)」や歯垢・歯石を除去していきます。
あくまで歯のクリーニングなので、ドリルなどで歯を削ることはありません。
普段の歯磨きでは除去できない汚れが取れますので、爽快感を味わうことができます。
バイオフィルムは約3ヶ月で再生されるといわれていますので、定期的なPMTCをおすすめしています。

PMTCの施術例

PMTCを定期的に行うことで、下記のようにバイオフィルムを取り除くことができます。

PMTC施術前

バイオフィルムが多く、汚れが目立つ状況でした。

PMTC施術後

細菌が取り除かれ、清潔な状態になりました。

ぜひ一度、当院でPMTCを受けてみませんか。

フッ素塗布

医院で歯に高濃度のフッ素を塗布します。
フッ素を定期的に歯の表面に塗布することで、虫歯になりにくい歯を育てていきます。
十分な効果を得るためには、年に3~4回のフッ素塗布を行うことが理想です。

フッ素の3つの効果

【1】歯質を強化する

歯のエナメル質を硬くすることで、虫歯の原因菌が作り出す酸に強い歯を作っていきます。

【2】再石灰化作用を助ける

酸で溶けてしまった虫歯になりかけた部分を元に戻す、唾液の再石灰化作用を助けます。

【3】虫歯原因菌の活動を抑える

虫歯の原因菌の活動を抑えて、歯を溶かす酸が作り出される量を抑制することができます。

定期的なスタッフの勉強会を行っております

ヤシロ歯科クリニックではスタッフとチーム医療により予防歯科を目指しています。そのため、スタッフは定期的に勉強会を行っております。

PMTC専用の治療器具で治療を行っております

当院では、PMTC専用の器具で治療を行っております。

また、患者様に合わせたPMTCペーストを使用しております。

動画でわかりやすくご説明いたします

患者様によりわかりやすく予防の仕方をお伝えできるよう、動画も使用してご説明いたします。

審美歯科

通常の歯科治療よりも、より見た目の改善を重視される患者様におすすめするのが審美歯科治療です。
当院ではこんなご希望の患者様が来院されています。

来院される患者様のご希望

  • 何年か前に詰めた銀歯を白くしたい
  • 歯と歯ぐきの間の黒い部分をきれいにしたい
  • 前歯の形や色、向きが気になる
  • 全体的に歯を白くしたい
  • 1本だけ色の違う歯が気になる

被せ物の材質の比較

見た目の改善を重視する審美歯科では、「セラミック」による詰め物、被せ物が主流となっています。保険適用の材質よりも天然の歯に近い色を出すことが可能です。
セラミックの被せ物には、大きく2つのタイプがあります。

項目 メタルボンド ジルコニアオールセラミックス
イメージ
材料 専用金属にセラミックを焼き付けたもの すべてセラミック
白さが天然歯に近い 白さ・透明感が天然歯に近い
強度 強度に優れている 金属と同レベルの強度
耐久性 磨耗しにくく耐久性に優れている 磨耗しにくく耐久性に優れている
その他 金属の裏打ちのためオールセラミックに比べると透明感が出にくい 生体親和性が高く歯肉との調和に優れている。金属アレルギーのリスクがない

症例紹介

術前
術後
術前
術後

歯肉が下がった場合の再生治療も可能です

矯正歯科

毎月、第2週の日曜日に矯正歯科の専門医の矯正治療を受けていただくことができます。
また、院長も矯正治療が可能です。矯正歯科に興味のある方や気なる方はお気軽にご相談ください。

小児矯正はこちら ▶

マウスピース矯正

インビザライン矯正

インビザラインとは、マウスピース型矯正装置です。透明なポリウレタン製のマウスピースを装着して、歯並びを整えます。装置が目立ちにくく、快適に矯正できることから、日本やアメリカのみならず、全世界で最も普及しているマウスピース型矯正のひとつです。

インビザラインのメリット・デメリット

インビザラインには、以下に挙げるようなメリットとデメリットがあります。

インビザラインのメリット
①装置が目立ちにくい

インビザラインのマウスピースであるアライナーは透明です。装着していても、気付かれないことがほとんどです。

②食事と歯磨きの時に取り外せる

インビザラインのアライナーは、食事の際に取り外せます。食事制限がなく、矯正前と同じように好きなものを好きなだけ食べることができます。歯磨きの際にも取り外せることから、お口と装置のケアも容易です。

③治療に伴う痛みや不快感が少ない

インビザラインでは、比較的弱い力で少しずつ歯を動かすため、治療に伴う痛みが少ないです。また、アライナーは歯列にフィットした形態を採っており、厚さも0.5mm程度しかなく、装着時の違和感・異物感・不快感が極めて少なくなっています。

④通院頻度が低い

一般的なワイヤー矯正は、1ヶ月に1回程度の通院が必要ですが、インビザライン矯正は2ヶ月に1回程度の通院で治療を進められます。

インビザラインのデメリット
①保険が適用されない

インビザラインには保険が適用されません。これは矯正治療すべてに共通しているデメリットです。

②ワイヤー矯正ほど適応範囲が広くない

抜歯をして歯を大きく移動するようなケースには、インビザラインは向いていません。そうしたケースでは、ワイヤー矯正を選択するか、インビザラインとの併用を考えなければなりません。

③治療に伴う痛みや不快感が少ない

インビザラインでは、比較的弱い力で少しずつ歯を動かすため、治療に伴う痛みが少ないです。また、アライナーは歯列にフィットした形態を採っており、厚さも0.5mm程度しかなく、装着時の違和感・異物感・不快感が極めて少なくなっています。

③ 装置の装着時間は自分で管理しなければならない

インビザラインのアライナーは、1日20時間以上装着する必要があります。装着時間は患者さまご自身で管理していただきます。

インビザラインの費用

費用は82万5,000円(税込)で、診断・カウンセリング・矯正装置代金が含まれています。 別途、調整料・保定料がかかります。

最新式の光学印象 iTeroを使用

iTeroは、矯正治療のシミュレーションや歯型とり、むし歯の診断の補助などができます。
従来の歯型取り(印象採得)では、シリコンを歯に押し付けて固まるまで待つ必要がありましたが、iTeroは光を当てるだけで精密な歯型データを取得できます。短時間で少ない負担で歯型を採取できるのが特徴です。

見えない矯正装置 アソアライナー

透明で薄く、見えにくい素材で作られた、マウスピース型の取り外し可能な矯正装置です。
人前に出るお仕事をされている方でもストレスなく使用していただけます。
矯正専門の歯科医院の他に一般の歯科医院でも取り扱っています。
製品は、日本最大の矯正専門歯科技工所、株式会社アソインターナショナルで製作されています。

なぜ歯が動くの?

アソアライナーの作用原理は、材料の弾性を利用し、必要な矯正力を必要な部位に加えることで歯を移動させる仕組みです。
通常約1ヶ月に一度ほどの間隔で歯型を取り、その都度アライナーを製作し、厚みの違う3種類(ソフト0.5mm、ミディアム0.6mm 、ハード0.8mm)のアライナーで矯正力をコントロールできるので疼痛を軽減させることがでます。
※症例により適さない場合がありますので、歯科医師にご相談ください。

他の装置と比べて良い点は?特長は?

装着してもほとんど見えない!

透明な素材ですので、気付かれることはほとんどありません。

金属アレルギーでも安心!

金属部品を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心です。

取り外せます!

アソアライナーは厚さ0.5mm~0.8mmの3種類で、金属ワイヤー装置と比べると装着時の異物感が少なく、喋りづらくなったり、歯の移動に伴う痛みなどの不快感が大幅に軽減されます。

アソアライナーの費用

費用は66万円(税込)で、診断・カウンセリング・矯正装置代金が含まれています。 別途、調整料・保定料がかかります。

Minor Crowding Case

Before

After

小児矯正

当院は小児の矯正治療も行っております。
小児のときに歯を削らず、取り外しの装置で成長期の顎の成長をうまく使いながら、歯並びが悪い状態を改善できる場合があります。ぜひご検討ください。

施術前
施術中
施術前

プレオルソによる歯並びの治療

私たちのクリニックでは、成長期のお子さんの口腔内な発達不全による歯並びの改善としてプレオルソを使っています。
プレオルソとは、口呼吸などによる発達不全による歯並びへの悪影響を改善し、口腔機能を良くしてあげることによって歯並びの改善をする治療法です。

経過がわかりやすいように写真をスマホのアプリでみることができます!

当院では最新のCTセファロを導入しており正しい診断により治療が行えます

当クリニックは最新のCTパノラマセファロ複合機を設置しています。
低線量で低被曝なので、患者様の体の負担も少なく、安心して正しい治療ができます。

ホワイトニング

ホワイトニング剤を塗布することで、歯の表面の黄ばみ色素を分解して歯を漂白していきます。 歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、家で行うホームホワイトニング、オフィスとホームを両方行うデュアルホワイトニングなどの方法があります。

ホームホワイトニング

患者様専用のマウスピースを製作し、患者様自身がマウスピースの中にホワイトニングジェルを入れて、家で毎日一定時間装着して漂白する方法です。

ウォーキングブリーチ

虫歯治療を行い歯の神経を抜いてしまった歯は、時間が経過すると黒くなってしまうことがあります。
そうした場合に行う治療法が、ウォーキングブリーチです。
ウォーキングブリーチとは、歯の神経を取った後、その穴にホワイトニング剤を注入し、歯を白くする方法です。 ウォーキングブリーチは、神経がなく、被せ物や大きな詰め物がない歯に有効です。

ウォーキングブリーチ施術例

ウォーキングブリーチの症例を掲載いたします。ぜひご参考になさってください。

施術前
施術前

歯肉ホワイトニング

タバコなどによる歯肉への色素沈着を、フェノールという薬剤を使って漂白していきます。
個人差はありますが、痛みも少なく、2週間ほどで写真のような白さになります。

歯肉ホワイトニング施術例

ウォーキングブリーチの症例を掲載いたします。ぜひご参考になさってください。

施術前
施術前

オパールーストラ

ホワイトニングとともに使用することによって、磨くことによって取れない歯の着色をとりより審美的に治療できます。

定期健診のすすめ

歯科医院の定期健診では何をするのですか?

歯科医院での定期健診では歯磨きのやり方のチェックや虫歯ができていないかのチェックをします。また、自分ではなかなか気付くことのできない歯周病のチェックもします。

どのぐらいの頻度で健診を受ければいいの?

当院では数ヶ月から半年に1回のペースでの検診をおすすめしております。特に歯磨きに自信のない方や、人より虫歯になりやすいと感じている方は狭い間隔での受診をおすすめしております。目安としては3~4ヶ月に1度のペースでの受診をおすすめしております。

虫歯が進行するのを防ぐために定期的に健診を

久しぶりの歯医者で虫歯を発見!

虫歯が進行しているため、こんなに大きく削って治療しないといけない状態に!!

定期健診により早期に虫歯を発見することで上記のようなことを防ぐことができます。
虫歯や歯周病以外にも、噛み合わせや顎の状態の確認したり、舌や粘膜、唾液などの異常の有無の確認も行います。
お口の中の環境が悪くなってしまう前にぜひ一度定期健診を受けにご来院くださいませ。

マタニティ歯科

~生まれてくるお子様や生まれた赤ちゃんのための虫歯予防~

マタニティ歯科とは?

妊婦さん、赤ちゃんやお子様がまだ小さいお母様を対象としています。

妊婦さんやお子様がまだ小さいお母様はお口の中のことで困っていることが多いのではないでしょうか?

『虫歯があるんじゃないかなーと思っても妊娠しているからレントゲンや薬が怖くて歯医者に行けない・・・』
『つわりがあるし、歯磨きがちゃんとできない・・・』
『歯磨きすると血が出てくる・・・』
『赤ちゃんが生まれたばかりで歯医者さんに行けない・・・』

そんな方でも、
ヤシロ歯科クリニックでは、お口で困っている妊婦さんや赤ちゃんがいるお母様に安心してリラックスしていただけるように心がけています(^^♪

妊娠とはお腹の中だけでなく、お口の中も大きな変化が起こっているため、妊娠・出産を境に歯を悪くされる方がたくさんいらっしゃいます。
小さいお子様や赤ちゃんがいるお母様は、お口のケアがしづらかったりします。

例えば、
★つわりなどで食生活が変わり、間食が増える
★赤ちゃんや小さいお子様で忙しくて自分の口腔ケアが疎かになる
★歯磨きが気持ち悪くて歯をしっかり磨けない
★歯周病の原因菌には女性ホルモンを好んで繁殖するものがあるため、女性ホルモンの増加で歯肉がムズムズうずいたり腫れる
★唾液の量が少なくなり、酸を中和することができなくなるため虫歯や歯周病になりやすくなる

などがあります。

ただでさえ歯医者さんに行きたくないのに、妊娠してお腹の赤ちゃんに影響がないか不安になり、もっと行きにくくなりますよね。

赤ちゃんが生まれてくると忙しくてもっと歯医者さんに行きづらくなるので、妊娠中はお腹の赤ちゃんのためにもご自身のためにも歯医者さんに行くチャンスなんですよ(^^)/
ヤシロ歯科クリニックでは、不安なお母様のためによく説明をして、できるだけ不安がなくリラックスして治療が受けられるように心がけています。
担当の衛生士もあなたにピッタリ合ったケア方法を一緒に考えていきますよ(*^^*)

◆生まれてくる赤ちゃんのためにママができる3つのこと◆

1.虫歯の治療をしましょう

赤ちゃんが生まれると歯医者さんに通院することが大変になることが多いようです。
ですが、虫歯を放置したまま出産されると生まれてきた赤ちゃんに虫歯が移る可能性があります。
虫歯は1歳7ヶ月~2歳7ヶ月くらいをピークにお母様を主に周りの大人の口から感染します。
お母様や周りの大人の虫歯菌をなるべく減らすとお子様の感染する年齢を遅らせて虫歯の予防になります。
赤ちゃんだけでなく、ご家族の歯科検診はとても大切ですよ。

2.出産前に歯ぐきのケアをしましょう

妊娠中に歯周病にかかっていると低体重児や早産の可能性が高くなります。
生まれてくる赤ちゃんのためにも口腔ケアをした方がいいですよ。

3.出産後も歯と歯のケアをしましょう

出産後も口腔ケアをすることで、生まれてきた赤ちゃんの虫歯菌の感染が防げますし、お母様も出産後で大変な時期のお口トラブルが防げます。
分かりやすいリーフレットもお渡ししてますよ。

当院では、診察室まで段差がないためベビーカーでもそのまま入れます。 ベビーカーもご一緒にどうぞ★

キッズスペースも用意しています。
お母様が治療している間、キッズスペースで遊んだり、DVDを見ながら待っていただけます。
もちろんお母様と一緒に診察室に入って隣で待つこともできます。
かわいいお子様を連れて来ていただけることを楽しみにしてますね(^^♪

オムツを変えられるようにオムツ台もありますよ^o^

訪問歯科

当院の訪問歯科?

私たちのクリニックでは、妊婦の患者さんへの予防処置や気をつけることをお伝えし、生まれてきたお子さんへ予防処置や食事指導をして、小学生から中学生、高校生、大学生、社会人の患者さんへ治療や予防処置、食事指導をして、高齢の患者さんが寝たきりになっても治療や予防処置ができる環境を整えるよう努力しています。

訪問歯科の機材のご紹介

訪問歯科用のユニット

こちらの機材は歯石の除去を行う超音波スケーラー、歯を削る機械、水や風を出す機械、唾液などを吸い取るバキュームなど、歯の治療に必要な道具です。
歯科医院では診療イスの横に設置されていますが、訪問先で使えるよう持ち運び式になっています。
こちらのユニットがあるおかげで訪問先でも歯科医院内で行う治療と同じことができるようになります。

レントゲン撮影

訪問先で歯のレントゲン撮影を行う機材です。レントゲン室がなくても撮影ができます。
患者さんがイスに座っている状態でも横になっている状態でも、その場で撮影ができるので便利な機材です。

訪問歯科の診療時間

患者様とご相談のうえ訪問時間を決めていますので、まずは当院へお電話くださいませ。

Tel:083-249-6309 ※お昼休み中のお電話はコールセンターへ転送し対応しています。

訪問歯科の流れ

①お問い合わせ

訪問歯科をご希望の方・ご家族の方・病院や施設スタッフの方は、お気軽にご連絡ください。
ご都合の良い訪問日時、患者さんの歯の状態・病歴などをお聞きします。

②訪問

訪問当日は訪問時間の再確認と患者さんの体調確認のため、訪問前に電話をさせていただいております。
訪問当日や前日に患者さんの体調がすぐれず訪問を延期したい場合は、遠慮なくご相談ください。
また、初回の訪問では患者さんのご家族・介護者・ケアマネージャー等の同席をお願いしています。ご協力の程、よろしくお願いいたします。
訪問日には以下のものをご準備ください。

  • 保険証、介護保険、福祉医療受給者証、おくすり手帳
  • 歯ブラシ
  • うがい用コップ

③歯科診療

現在のお口のお悩みを中心に、お口全体(歯・歯茎)と飲み込みの検診を行います。
必要であれば、虫歯治療、入れ歯の作製・修理・調整、口腔ケア(歯石除去など)、嚥下訓練を行います(ご家族・介護者等の承諾をいただいてから行います)。

④今後の診療の予定

検診結果をもとに、今後の治療(治療内容・治療回数)やケアについてご提案いたします。お口の健康維持のために定期的に訪問診療をご利用ください。

口腔機能発達不全症

口腔機能発達不全症は、先天性の疾患などがない健常児において、食べる・話す・呼吸などの機能が十分に発達していない状態です。

このような症状はないですか?

  • 食事の時にうまく噛めない、飲み込めない
  • しゃべる時にうまく発音できない
  • 口が常に開いている
  • 寝ている時にいびきをかく
  • 指しゃぶりがやめられない
  • 爪をかむ
  • 舌をかんでいる
  • 歯並びが悪い
  • 目に力がなく、口がへの字、顔にしまりがない
  • 唇が厚ぼったい
  • 食べこぼすことが多い
  • 鼻呼吸ではなく、口呼吸をしている
  • 滑舌が宜しくない

口腔機能発達不全症は顎の成長に悪影響をあたえ、顎が小さくなります。その結果として歯並びが悪くなります。また、顎の成長不足により空気の通り道である鼻腔や気道が狭くなり、呼吸がし辛くなります。
口腔機能発達不全症の治療には保険が適用されます。咀嚼、嚥下機能(噛む、飲み込む)もしくは構音機能が十分に発達していない、または正常に獲得できていない15歳未満の小児に対しては保険の範囲内で治療が行えます。

発達期の低位舌が原因の歯列不正

口腔機能低下症

口腔機能低下症とは、その名の通り口腔内の機能(咀嚼、嚥下、構音、唾液、感覚)が低下していく症状です。 原因は主に加齢ですが、その他にも疾患や障害など様々な要因があります。 口腔機能低下症を放置していると、お食事をすることが難しくなり、お口だけでなく全身の筋力が衰え、特に高齢の方は要介護状態につながります。

口腔機能低下症は保険が適用されるため、安価な費用で治療を受けることができます。従来の保険制度では、保険適用範囲は65歳以上と定められていましたが、2022年4月から改定され、50歳以上へと適用範囲が拡大されました。

口腔機能を維持・向上するには、次のようなものがあります

  • 顔面体操
  • 舌体操
  • 唾液腺マッサージ
  • お話しする機会を増やす
  • 早口言葉や滑舌の練習を行う
  • 舌や唇をしっかり大きく動かす
  • 専用器具や楽器などを使用し、唇や頬の力を鍛える運動を行う

口腔機能低下症を放置しておくと、咀嚼障害、摂食嚥下障害など口腔の機能障害を引き起こし、低栄養やフレイル、サルコペニアを進展させるなど全身の健康を損なう可能性があります。