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アーカイブ: 2024

口のまわりの筋肉の使い方の練習

治療前
治療経過中 最初の写真から12ヶ月

口の周りの筋肉の使い方の練習とプレオルソという歯を動かすのではなく口の筋肉などを利用して顎の成長をうながして治療するマウスピースの治療の経過です

10歳位までに鼻が悪いと歯並びに影響を与えやすいのですが、この患者さんも鼻が悪く歯並びにも影響してましたが、だいぶん良くなってきました

いろいろな考えありますが、歯並びには遺伝もあり、成長して骨の形がどうなるかは予測がつかないので、歯がでてこないときや成長途中でも必ずやらないといけないことがあるとき以外は、成長途中は基本的に歯を動かす治療は積極的にやらずに経過観察で、歯を動かすのは永久歯がそろってからと思ってます

 

 

下関 歯医者/歯科|ヤシロ歯科クリニック

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歯周病の新たな知識のメモ


フリーランスの著名な濱田智恵子先生に歯科衛生士の教育をしていただいています

私自身も新たな知識を得ることがあります

21世紀初頭、私が歯科医師になったときは歯周病は三つの歯周病細菌 レッドコンプレックスと言われる菌により引き起こすといわれ、この菌に対するアプローチをするようにいわれていましたいまでもこの菌は歯周病を悪くしますが、いま現在最新では、

もともともっている菌が20年ぐらいかけてお互いの代謝物(排泄物)により病原性を増していき、悪性化する。
その際にレッドコンプレックスは病原性を増していく効果は高いが、レッドコンプレックスだけが引き起こしているわけではない。そのうち炎症がさらに増していくと、歯肉から出血がでて、歯周病細菌にとっての栄養になる血液中の鉄分とタンパク質により歯周病細菌はさらに病原性を増す。
例えて言うと、

もともとがそんなに悪くなかったやつらが、お互いに影響しあって悪くなっていき、その中にすごい悪いやつのレッドコンプレックスがまじると最強に悪くなる。その悪さをしていくやつらにエサをあげてしまうと手がつけられなくなる

感じににてます。

このことから、若いときには自覚がなかった歯周病が中年以降に症状がでることが説明できます。

小学校高学年や中学生ぐらいからのブラッシングや検診の習慣が、中年以降の歯周病が発現するか変わってくることになります。

歯周病になってからの治療ももちろん有効ですが、その前からの予防がより重要なことがわかります。

 

 

下関 歯医者/歯科|ヤシロ歯科クリニック

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自宅で写真が見られるようになりました

ヤシロ歯科クリニックで撮影した写真ですが、ジニーメモリーという機能で使っていただいている予約アプリで、ご自身のスマホでご覧になれるようになりました

自宅でご自身やお子さんの写真を見られ、経過やご理解が深まるようになります😃

 

 

下関 歯医者/歯科|ヤシロ歯科クリニック

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歯の神経を残す成功率

3年前ぐらいからMTAセメントというセメントをよくつかいます

よくスタッフに MTA用意して と言ってるので聞いたことある患者さんもいるかもしれません

以前だとむし歯などで歯の神経を取らないといけない治療でも神経を残すことができるようになってきました。重症度にもよりますが、成功率がわかってきて大丈夫だろうなと思うケースであれば、90%以上だと思います
以前は、成功率がもう少し低かったのですが、レシピみたいなものがわかってきて、成功率がすごく上がってきました。

大事な事は手術と一緒なのですが治療前治療中に清掃することとMTAセメントがどんなメカニズムで効果を発揮してることを考えることで
①ラバーダムをして、次亜塩素酸(成分はハイターに近いものです)と言う歯の根の治療でよく使う薬剤で治療する前によく消毒清掃する
②むし歯をとってる時や、途中も次亜塩素酸で消毒する。
③むし歯を取るバー(虫歯を取るキュイーンとなるのがタービンでその先についてる歯を削っている部分です)は虫歯の細菌で汚染されているため、歯の神経を触るときはバーを替える
④ MTAセメントを詰める前に次亜塩素酸で最後に消毒と止血をする
⑤MTAセメントは強アルカリで殺菌しているため、その上に直接、酸性のコンポジットレジン(プラスチック治療で使うもの)はおかず、歯科用のセメントなどを置く

私たちの歯科クリニックでは、歯の神経を取ることがかなり少ないです😉

 

 

下関 歯医者/歯科|ヤシロ歯科クリニック

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知識をアップデート

フリーランスの歯科衛生士の濱田智恵子先生に、歯科衛生士の教育や新しい理論など教えてもらってます。
むし歯や歯周病の理論を年々変わってきており
最近では

ハシなどの食器の共有は、むし歯できるかど 
うかには関係ない。①砂糖など糖のコントロール②プラークの歯ブラシやフロス、歯間ブラシによる可能な限りの清掃③歯磨き粉のフッ素を有効に使うことが、むし歯の予防に大事

 むし歯と歯周病を起こす、細菌の種類は全く違うもので、歯肉より上と歯肉より下のポケットという所の細菌はまったく異なる

 歯周病の抑制のためには、歯周病細菌の栄養になる血液中の鉄分を与えないことが大事。なので、出血をなるべく抑えることが歯周病の抑制に重要

 砂糖の代わりの代替甘味料も、むし歯の原因になる。代替甘味料は不溶性グルカンというバリアーをつくらないだけで、すでにできているバイオフィルム(歯垢、プラーク)に入り込んで、むし歯菌の栄養になり、むし歯の原因にはなりうる

 口のなかにいるレンサ球菌にはアンモニアをだすものもいてアンモニアはアルカリなのでその菌がいると、むし歯になりにくい

 歯周病は年齢などよりその人その人の細菌により発現するリスクは異なるのでオーダーメイドの歯周治療が必要

など新しくアップデートしました🙂

 

 

下関 歯医者/歯科|ヤシロ歯科クリニック

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精密なプラスチックの治療

最近よくやっていますが、マイクロスコープを使って精密にプラスチック治療(CR充填)をしています😊

 

 

下関 歯医者/歯科|ヤシロ歯科クリニック

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口腔内スキャナー

口腔内スキャナーの新しい使い方の研修をしました

インビザライン(マウスピース矯正)のスキャナーですが、AIでむし歯や歯周病の診断もできるとのこと

どうやってつかっていくか考え中です🤔

 

 

下関 歯医者/歯科|ヤシロ歯科クリニック

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